この作品の基本情報と注意事項
作者
Juliette Blancheneige/玖堂アカリ （pixiv名） 様
ジャンル
冒険 探索 恋愛 ダーク
掲載場所※リンクはページ下部に掲載
ロドスト/pixiv
注意事項
エオルゼアの二次創作作品です。
「中の人」はいません。
いわゆる「ヒカセン」は登場しません。
また「魂を紡ぐものセイン」と世界観を共有しています（作者様曰く「メタ的に言えばサーバーが一緒」）
あらすじ
考古学者で中でも魔法都市マハの探求に意欲を燃やすヤヤカ・ヤカはその存在証明の為、ヤフェーム湿地に行く事を望んで計画を立てます。モモディを通してメイナードら冒険者の一団と知り合ったヤヤカは彼らとヤフェーム湿地に出向く事になり、、、ヤヤカの目的が伝播して大きな波を作り出す物語
ネタバレなし感想
世界観の反映率がすごい！
前作「魂を紡ぐものセイン1話」以上に深いエオルゼアの世界観の反映が随所に行われています。前作にはなかったと言っていい既存NPCとの絡みも描かれよりエオルゼアに密着した物語になっています。もちろん本作のメインキャラは作者オリジナルのキャラ達ですが彼らを支える既存NPC達も必見です！
冒険者視点じゃないエオルゼアが良い
本作の主人公、ヤヤカ・ヤカは冒険者ではありません。その為、冒険者であれば常識であるといえる事柄を知らなかったりしますし、逆に冒険者が知りえない事を知っていたりもします。基本的に根無し草である冒険者とはまた違った側面をもったヤヤカ視点は普段見えるエオルゼアとはまた違った見え方がします！
キャラの多さに負けない個性！
作者Jilietteさんの作品の特徴とも言えるのが物語の長さに対してキャラが多い事！ただ同時に居なくてもいい「死にキャラ」がいないのが大きな特徴です。どのキャラも魅力的で強い個性を放っているので「このキャラどういうキャラだっけ？」という事が全くと言っていい程おきません。
ネタバレあり感想
ネタバレを気にしない人はオープンしてください。
ウルダハの闇の表現が良い
作中中盤から描かれる事になるウルダハの闇部分。エオルゼア本編でもそれらの闇が存在している事は示唆しながらもここまで直接的に描いた事はなく、ただ間違いなくそうだよね！って思える程に深い闇を見事に表現しています。とっても胸糞悪い（最上の褒め言葉）。ここまで描けるのはやはり冒険者という視点から離れているのも大きな要因だと思います。
キャラ同士の繋がりがアツい！
キャラの掛け合いが面白いのが特徴でもあるJulietteさんの作風ですが、本作ではそれぞれのキャラ同士の繋がりも深く表現されています。メインキャラと言えるキャラが多いだけに過去の流れや繋がりの深ささえも表現される掛け合いは必見です！
ヤヤカとメイナードの繋がりも良いんですが個人的にはノノノが好きでヤヤカとノノノの掛け合いにほんわかします。
エオルゼアだからこそのネタが良い
エオルゼアにはいわゆるネタと言われる装備や出来事がありますけど、これらを上手く作品の中に取り入れているのも大きな特徴と言えます。確かに一般的に見ればネタであっても実際にエオルゼアに存在しているんだからと考えれば納得。スパイスとして思わずくすっと笑ってしまいます。
総括
膨大なオリジナルキャラが登場しながらも見事に1つの物語として成立しているのが特徴的な作品です。ダークな展開が好きなら間違いなくのめり込めるはず！一方で恋愛要素も深いある種二律背反を上手く成立させた作品なので必見です！
作品リンク
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