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何故先輩ヒカセンはエンドコンテンツを「簡単」というのか

先輩ヒカセンの言う簡単は嘘?本当?

やっはろラリホー
エンドコンテンからすっかり縁遠いミッドコア層をうろうろしているチスイです。

そんなボクですが最近どうしても気になる事があってまとめてみる事にしたのが今回のテーマ

ずばり、先輩ヒカセンの言う簡単というフレーズについて!

漆黒発売して数日、続々とメインクエストを終えたヒカセン達が挑むようになった極イノセンスと極ティターニアの2つの極コンテンツ。

ボク自身はこの記事を執筆している時点でまだ挑んでおらず、いわゆる「予習」もしてない状態なんですけどSNS等を見ていると「簡単」というフレーズを比較的多く見るんですよね。

これまでのエオルゼアの歩みの中でも簡単って言われる極コンテンツは決して珍しくないんですけど、その言葉をそのまま捉えてその難しさに驚いたという声も多く聞くんですよね。

というわけで今回はこれからエンドコンテンツに挑んでみようと考えている人向けに、先輩ヒカセンの言う「簡単」の意味を紐解いてみようと思います。

エンドコンテンツの歴史

「簡単」というフレーズについて触れる前に、これまでのエンドコンテンツの歴史をざっくりと紹介していきます。

新生期

※新生編に関してボク自身蒼天途中からのプレイヤーなので聴いた話です。

新生してから最初の拡張パッケージが発売するまでの間に実装されたエンドコンテンツでは新生極と大迷宮バハムート!

この頃から現在の「極に行って装備を整えレイドに挑む」という構図は出来上がっています。

新生編の極はそれぞれの極の特徴を活かした形であると同時に難易度もそこそこ高く特に「落下」があるタイタンなどは当時から猛威を奮っていました。運営的にはまだコンテンツの難易度設定に対して試行錯誤していた状態といえるでしょうか。

この頃に問題になったのがレイドのバハムート!シナリオがメインシナリオを補完するような形になっているにも関わらず当時の最高難易度を誇っていたのでそのシナリオを見る事の出来ない人が多く生まれる結果になりました。その結果生まれたシステムがレイドの現在の「ノーマル」と「零式」に分ける方式と「制限解除」だったりします。

蒼天期

蒼天に入ると上記でも触れたレイドのノーマルが追加された事もあって極、零式の難易度は相対的に上がっていきました。特に蒼天の極はギミックを正しくこなす事が最重要な「ギミック偏重」の時期で1つのギミックミスがそのまま全滅に繋がって最初からやり直しというギミックが非常に多い時期でした。

現在の制限解除でもギミックをある程度理解していなければクリア出来ない(人数でタコ殴りで解決出来ない箇所が多々ある)程でした。

レイドに関しても同様でアレキサンダーの起動編及び律動編はこれまでのレイドの中で緩和されるまでのクリア人数が最も少ないレイドになっています。

この蒼天のギミック偏重の流れが変わったのがアレキサンダーの天動編からであまりにも少ないクリア人数から難易度が緩和されました。

しかし起動編律動編をクリアしたユーザーからは簡単すぎるという声も増える結果となりました。

紅蓮期

天動編の難易度に対してこれで良いという声とより難しくして欲しい声が並行する実情に答える形で実装されたのが零式を超える新しい高難易度ダンジョンである「絶コンテンツ」。絶コンテンツはプレイするのに零式4層をクリアする必要があるなどそもそもの条件が他よりも厳しくなっています。

絶というある種の天井が解放された事でこれまでの極・零式の難易度は相対的に抑えられる形になりました。極蛮神でももちろんそれぞれの固有ギミックも存在していますがギミックミスがそのまま全滅に繋がるような事はなくなり、リカバリーがしやすいものが増えていきました。

エンドコンテンツの歴史から見る先輩ヒカセンの「簡単」の意味

これまでの流れを見ると分かるように現在の極・零式は新しく絶という高難易度レイドが登場した事で相対的に下がっています。これが先輩ヒカセンが現在のエンドコンテンツを「簡単」という理由の1つになっています。同じ極蛮神と括られるコンテンツであっても相対的に難易度が抑えられているので「(昔に比べて)簡単」といえる人が増えたのです。

またここまで紹介したように新生編から始まって蒼天、紅蓮、そして漆黒とパッチの度に追加される極、偶数パッチ毎に追加されるレイドと追加され続けてその数は膨大な数になっています。これらを実装される度にクリアしてきた先輩ヒカセンには「経験則」というものが蓄積されています。

これはエンドコンテンツに限らずダンジョンでもある例ですが、より高難易度のコンテンツのギミックが新しく実装される新規コンテンツに流用される場合があります。これらも先のコンテンツを経験している人にとっては「このギミックあのコンテンツのとこと一緒だ」という経験則が生まれます。

準備段階の流れを知るからこその「簡単」

先輩ヒカセンは当然それまでのパッチ実装の流れから実際にエンドコンテンツに挑む前段階である「クリアするのに必要な準備」も把握しています。この準備をスムーズに行える事も先輩ヒカセンが簡単にエンドコンテンツをクリアしている要因です。

エンドコンテンツに挑む準備になるもの

装備を揃える

FF14という世界においてジョブのレベルはアクションの習得状況であって数値的な強さはあまり持っていません。その強さの差を生んでいるのが装備です。ただエンドコンテンツは装備を集めるという側面も持っているのでその時用意できる装備、実装されたばかりの制作装備(いわゆる新式)や交換できる範囲で最新のトークン装備を揃えて行く必要があります。零式の場合、初週ではまだトークン装備が交換出来ない場合が多いので全身新式を揃えるパターンが多いです。

マテリア装着を行う

装備を揃えるのと同時に行うのがマテリア装着。装備にそれぞれの数値を決めている大きな要素の1つであるサブパラメータを高める効果があります。1つのマテリアで上昇する量は多くないですが全身の装備につけられるだけ装着すると全くつけていないのとでは大きくその数値に差が生まれるようになります。

食事を用意する

同じく数値を上昇させる要素として存在しているのが食事です。食事にはいくつかのサブパラメータと獲得経験値を上昇させる効果があります。基本的には地球時間で30分、延長効果などを使って45分になり消費する形の物になるのでクリアするまでにある程度の数を用意する必要があります。

薬を用意する

食事よりもさらに短期的な効果で瞬間的な火力を高める為に使われるのが薬です。効果時間は非常に短く、スキル回しの中に組み込んで使う形になります。

そこまでやらないとエンドコンテンツに行ったらダメなの?

ここまで紹介した要素を全てしっかりと準備するにはもちろん相応の時間が必要です。
全部を自分でやるのか、ある程度ギルで解決するのかを判断する必要もありますし、ギルで解決するにもギルを貯める金策をしておく必要があります。大変なのは間違いありません。

ですが考えてみてください。
エンドコンテンツは普通のオフラインのRPGで考えたら「シナリオクリア後の裏コンテンツ」です。当然そこに登場する敵はシナリオをクリアするまでとは比較にならない程に強く、やりごたえのある挑戦する為のコンテンツになっています。

そんなコンテンツが大した準備もせずにクリア出来て本当に良いのでしょうか?

FF14は基本的に3ヶ月半程の周期で新しいパッチが公開されエンドコンテンツが追加されます。確かに固定を組んで早くクリアする人達は数日、下手したら数時間でクリアする事さえあります。

ただそんな人は極々一部で、そういう人達は実装される前から相応の準備をしている人達ばかりです。(例えコンテンツが実装される前でもできる準備はたくさんあります)
そうではない人はその3ヶ月半の間をかけてクリア出来れば良いのです。もちろん装備の問題等はありますが少なくともクリアを目指すのであれば準備期間を設ける事は出来ないはずがありません。

もちろんエンドコンテンツにもそれぞれに難易度があります。エンドコンテンツの中では簡単な方である極蛮神であれば薬まで使っている人はほとんどいませんし食事を使うかどうかが争点になる事が多いです。

今回こんな記事を書いていますがボク自身はエンドコンテンツはノーマルレイドと極までしか遊んでいません。(漆黒に関して言えばまだ極には行っていません)それでも毎日ログインして楽しく遊んでいます。

もしこれらの準備を億劫に感じるのであれば別に行かなくても良いんです。エオルゼアという世界はエンドコンテンツに行かなくても楽しめる要素が多い懐の広いゲームです。

それでももしエンドコンテンツに挑むというのであれば、やはり相応の準備をしてから挑むべきです。物理的に用意する上記のものを用意するのはもちろん、予習をしたり、スキル回しを身体に馴染ませる為に木人を殴ったりとやれる事はいっぱいあります。

オフラインRPGの例を出しましたが、オフラインRPGであれば例え負けても自分がやり直せば済むだけです。敢えて準備せずに挑むいわば「縛りプレイ」をするのも1つのプレイスタイルとして自由でしょう。

しかしオンラインゲームであるエオルゼアのエンドコンテンツでは自分と共に7人の人がそれぞれに準備をした上でエンドコンテンツに挑んでいます。準備不十分でエンドコンテンツに挑むという事はパーティーメンバーになった人に「縛りプレイ」を強要するという事です。

初見未予習で行こう!という募集を立て、同意して参加してくれた人であればそんな「縛りプレイ」も問題にはなりませんが、クリアしようと集まっている人に縛りプレイを強要していいはずがありません。
もう1度書きますが一緒に挑んでいるのは自分と同じくFF14をプレイしている「人」です。この事を正しく認識したら準備不足でエンドコンテンツに挑む事が正しいのか、その答えは自ずと理解できるはずです。

簡単といえるヒカセンを目指して

先輩ヒカセン達が簡単だというので挑んだら難しかった。最新パッチに追いついた当初、誰もがそんな経験をした事があるのではないでしょうか?先輩ヒカセン達がいう「簡単」にはその言外に「(これまでの経験があるから)簡単だった」「(しっかり準備してきたから)簡単だった」というものが含まれています。

ただそれらの言葉を言う先輩ヒカセン達も過去には同じように壁にぶつかって乗り越えてきた人達です。そうやって壁を乗り越えてきたからこそ「簡単」と言う事が出来ます。

もちろんこれからこれまで実装されてきたコンテンツを当時の難易度で挑んで倒すような経験をする必要はありません。(それはそれで出来たら凄い経験になるのは間違いないですが)

しっかり準備をした上で最新のコンテンツに挑み、経験を積んでいけばいずれ新しいコンテンツが来ても「簡単」と言えるようになります。経験則的な部分は時間がかかりますが、準備は今すぐにでも始める事ができるのでまずはしっかり準備をした上でエンドコンテンツに挑むようにしてはいかがでしょうか?

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これまでボクがFF14の世界を冒険して得た知識を共有する為の様々な記事を紹介するまとめです。