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オリジナルエモートの作り方

エモートは仲良くなる一歩

エオルゼアではPS4でもキーボードを用意しろと言われています。MMORPGであるFF14多くの場面でコミュニケーションを取る必要があるので最低限キーボードがないと対応出来ない場面が多いからです。
ただチャットだけでは慣れないうちはチャットを入力している間に先に進んでしまったり伝えたかった相手が居なくなってしまったりと不都合!
そこで便利なのがエモートです!
専用のメッセージと動作で感情を現してくれるので最低限どう感じたのかを相手に伝える事が出来ます。
このエモートはこれまでの拡張の中でどんどん増えていき漆黒のヴィランズが発売された現在はクエスト進行等で増える物も含めると100種類以上が存在しています。

オリジナルエモートとは?

そんな数多く存在するエモートですが、基本的には汎用性の高いものが多く使いやすい反面機械的になりがちです。
そこでもっと限定的なエモートも使いたいという要望に合わせるように実装されたのがマクロ機能を使ったオリジナルエモートを作成する機能です。
このオリジナルエモートを使えばエモートの数は無限大に増えていき、実際にエオルゼアの世界の中では既に無数のオリジナルエモートが登場しています。

マクロって難しくない?

このオリジナルエモート作りで避けては通れないのがマクロ機能!マクロと聞くだけで難しそうと感じる人もいますが、オリジナルエモートを作るマクロはその他のマクロの使い方の中でもかなり簡単な部類です。
特にPS4でプレイしていると手打ちする必要があるのでひと手間必要ですが手打ちも難しくないレベルになっているので初めてマクロを触るよ!という人にもオリジナルエモート作りはおすすめできます。
エオルゼアではチャット欄でも半角で「/」を入力する事でそのチャットをテキストコマンド(マクロのパーツ)にする事が出来ます。
またこのテキストコマンドの中に組み込むことが出来る代名詞というものも存在しておりテキストコマンドと代名詞を組み合わせ1度に実行させたものがマクロになります。
代名詞にも相応の種類がありますがオリジナルエモートで良く利用する代名詞ではターゲットしているキャラクターの名前を組み込む「<t>」という代名詞なのでこれだけ覚えておけば多くのオリジナルエモートは作る事が可能です。

オリジナルエモートの作り方

オリジナルエモートのマクロはいくつかの工程に分かれています。必ずしも記載した順番通りにやる必要はなく最終的な形が整ってさえいれば問題なく動作してくれます。
今回は一例としてボクが良く使うオリジナルエモート「ほっぺをぷにぷにした」を作ってみます!

メッセージを表示する

エモートと言えばまずはチャット欄に表示されるメッセージ!オリジナルエモートの大きな要素です。エモートにする事で実行時のメッセージの最初にプレイヤーネームが表示されるようになり普段のエモートと変わらない雰囲気で使う事が出来るようになります。
入力方法は「/em 表示したいメッセージ」です。
必要であれば代名詞も利用してメッセージを成立させます。

/em はのほっぺをぷにぷにした

キャラクターを動作させる

上記の「/em」というテキストコマンドは以降に書かれるメッセージをエモートとして表示するだけのコマンドで/emでメッセージをエモート化しただけではメッセージではぷにぷにしているのに実際のキャラクターは動いていない状態です。
キャラクターの動作は元からあるエモートのものを拝借して利用する形になります。エモートにはそれぞれテキストコマンドが設定されておりこれらのテキストコマンドを入力してもエモートを実行してくれます。
ただし、エモートのテキストコマンドにはセットで元のメッセージが設定されているのでアクションだけを拝借する必要があります。
そのためのテキストコマンドが「motion」でエモートのテキストコマンドの後ろに付け加えるとモーションつまり動きだけを拝借する事が出来ます。
今回のほっぺぷにぷにでは「つつく(/poke)」のエモートの動きを拝借しています。

/em はのほっぺをぷにぷにした
/poke motion

判別しやすく!マクロのアイコンを変更する方法

オリジナルエモートとしては上記の2つだけできちんと作る事が出来ていれば動作します。しかしこのままでは複数のマクロを作った場合、どのマクロがどのエモートなのかを判別する事が難しいです。
そこで便利なのがマクロのアイコンを変更する事です。マクロのアイコンはデフォルトで用意されているアイコンに変更する事も可能ですがそれ以外にも、スキルやエモートのアイコンを設定する事も出来ます。
デフォルトアイコン以外を設定する場合は「/micon」というテキストコマンドを使用します。テキストコマンドの後ろにどのアイコンを設定するかを指定する事でアイコンの変更が可能です。
今回は動作にも利用したつつくのアイコンを拝借してみます。ここだけ少々厄介ですがここで指定するのはテキストコマンドではなくあくまでもアクション名である為、表示されているアクション名、つつくであれば「つつく」と入力する必要があるという点、どのジャンルかを指定する文言(つつくはエモートなので「emote」)と表記する必要があります。

/micon つつく emote
/em はのほっぺをぷにぷにした
/poke motion

マクロ作りでミスしやすい部分!

オリジナルエモート作りに限らずマクロを作る際に注意したい点が半角スペースと全角スペースです。FF14では表記上非常に分かりにくいのですが、テキストコマンドにおいて半角スペースと全角スペースは別物として扱われます。そしてテキストコマンドを正しく実行する為には必ず全てのスペースが半角スペースである必要があります。
半角スペースであれば数を気にする必要がないという事もなく基本的に半角スペースは1個だけです。余分なスペースが入っていても動作しなくなってしまうのでもし正しく動かないという場合にはスペース部分を確認してみてください、
今回のオリジナルエモートであれば「/micon」「/em」「/poke」の後ろのスペース、「つつく」の後ろの「emote」の前にそれぞれ半角スペースを空ける必要があります。

オリジナルエモートの使い方

マクロが完成したら後は通常のアクションやエモートのようにホットバー/クロスホットバーに登録する事で使用する事が出来ます。
上記のほっぺぷにぷにエモートのように代名詞を使っているのであれば相手をターゲットして使用するようにしましょう。

エモートを使う際の注意点

便利で有用なエモートですが、その使用には注意しなければいけないポイントもあります。

エモートのようでエモートではないオリジナルエモート

今回紹介したオリジナルエモートは動作こそエモートそのものですが、システム上、既存のエモートとは分けて考えられています。
どういう事かというとエモートウィンドウにある「ログに表示する」をオフにしてもオリジナルエモートは表示され、またログフィルターも通常のエモートとは別に設定が存在しているという事です。
普通に使う分には問題ありませんが、ユーザーイベント等のルールの中でエモートの非表示を呼びかけている場なのでは注意するようにしましょう。

エモート連打や内容には注意が必要

これはオリジナルエモートに限らない話ですが、エモートの連続使用は時に、監獄行きのペナルティを受ける場合があります。
これは既に過去に事例が上がっており、特に都市部等、不特定多数の人がいる場所での連続使用は「チャット欄を埋める妨害行為」として通報されてしまうと注意を受ける可能性があります。もちろんそれをしたら必ず注意を受ける、どれくらいまでやるとダメなのかはプレイヤーサイドでは判断が出来ない為注意が必要です。エモートはログを非表示にしていない限り範囲内のプレイヤー全員のチャット欄に表示されるという仕様もあるので過度なエモートの使用は控えるようにしましょう。
ちなみにこれはエモートに限らず定形の文章を流すようなマクロ等でも同じように注意を受けたという話もあります。
また特にオリジナルエモートのメッセージはプレイヤーが自由に設定出来る為、その気になれば卑猥なネタや不特定多数のプレイヤーが不快に感じるようなネタを設定する事も可能です。ただこれらも通報されればもちろん注意を受け最悪アカウント停止処分という事もありえます。
再度になりますがエモートは例えターゲットを指定していても、パーティーを組んでいても関係なく一定範囲にいるプレイヤーのチャット欄に表示されます。そして仮にそのエモートを実行されたのが自分のキャラクターでなくても不快に感じたら通報出来てしまうのが現状です。
身内ネタ用のオリジナルエモートを作る場合にはハウス内など他のプレイヤーに迷惑をかけないよう配慮するようにしましょう。

オリジナルエモートは要領を守って正しく使おう!

オリジナルエモートはどうしても定形になりがちなやりとりに面白さを加えてくれるスパイスとして今ではエオルゼアの世界に無くてはならないものになっています。
作り方もテキストコマンドを数行のマクロにする事で簡単に行う事ができ、より深みを持った会話を楽しむ事が出来るようになります。
マナーを守ればこれほど便利なものもないのでぜひ活用しましょう!

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これまでボクがFF14の世界を冒険して得た知識を共有する為の様々な記事を紹介するまとめです。