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テンパード化ってなんだろう?

ここにきて明らかになってきたテンパード

やっはろラリホー
世界観考察好きのチスイです。

パッチ5.4にて詳細に描かれる事になったテンパード!
新生編からずっと描かれてきた要素だけに気になる所も色々あったテンパード化ですけど詳細な部分は分かっていないという状態だったんですよね。

という事で今回はテンパード化についてパッチ5.4までの内容で明らかになっている事をまとめつつ、気になるポイントをまとめてみました。

例の如くネタバレありの内容になるので気になる方は注意してください。

FF14における属性・極性の定義

そもそもFF14では「時代や世界によって名称が変わる」という当たり前の事を当たり前に描いています。

当たり前ではあるですけど、分かりにくくなるので統一してしまう作品も多いだけに混乱しがちなポイントではあるんです。

分かりやすい例でいえば、第七星暦では「蛮神」と呼ぶのに対し、アラグの時代には「闘神」と呼んでいたり、第七星暦では「テンパード」と呼称するのに対し、アラグの時代には「汚染者」と呼んだりでしょうか。

さてテンパード化を語る上で重要になってくるのが「属性」と「極性」の概念。

世界や時代で名称こそ異なりますが、FF14の世界において存在する属性は全部で6種類あってそれが「火・氷・風・土・雷・水」の6つですね。

そして極性が「星極性」と「霊極性」の2種類。この2種類はそれぞれ第一世界、及びアシエンには「星極性=闇」「霊極性=光」と呼称されています。

属性が名前の通りのものを司っているのに対し、極性もそれぞれに司っているものがあり、それが星極性は「活性」、霊極性が「鎮静(停滞)」となっています。

ここでポイントなのは属性同士、極性同士は混ざり合う事は基本的にないのに対し、「属性+極性」という組み合わせは普通に起こり得るという事です。

原初世界の蛮神は必ず霊極性を伴っていた?

原初世界の蛮神はそれぞれに特定の「属性」を持っています。分かりやすいのは新生編の蛮神であり、「火」の属性を持つイフリート、「風」の属性を持つガルーダ、「土」の属性を持つタイタン……と言った具合でしょうか。

そして今回のシナリオの中で明らかになったのが原初世界の蛮神はそれらの固有の属性に加えて「霊極性=光」を伴っていたという事です。

テンパード化と罪喰い化の対比

テンパード化と罪喰い化の共通点

原初世界におけるテンパード化、そして第一世界における罪喰い化にはかなり近い性質を持っていると言えます。

分かりやすい例では「魂における自己の希薄化」。つまり自分の事よりも信奉対象(=蛮神など)を優先するようになるという例ですね。

加えて肉体に変化を及ぼす場合もあるという点も共通点と言える感じですかね。

ちなみに原初世界においてはテンパード化に伴う「肉体の変化」ってあまり描かれていないんですが、新生時代のサスタシャハードなどでしっかりと登場していたりします。

テンパード化と罪喰い化の違い

原初世界におけるテンパード化とほぼ同じ現象であると言える罪喰い化。

ただそこには違いもあるように考えられます。

というのも罪喰い化は「霊極性(停滞)に寄る」事でありそこに「特定の属性」は伴っていないんですよね。原初世界におけるテンパード化は必ず「特定の属性」+「霊極性」という組み合わせであり、「属性の関与」という点でテンパード化と罪喰い化は明確に違いがあると言えます。

またこの属性を伴っているかどうかの差異があってか、テンパード自身は他者をテンパード化する力を持たないのに対し、罪喰いは下級の罪喰いであっても他者を罪喰い化する力を持っているという違いもあります。

そして属性が関与する分、テンパードは霊極性に寄る比率が罪喰いよりも少ないのかなとも考えられますね!

例えば……

通常の魂のバランスがこんな感じだとしたら

罪喰い化はこうなり……

テンパード化はこうなるイメージ?
テンパード化に関しては……特定の属性と霊極性のバランスはまだ分からないですけど。

罪喰い化もテンパード化も霊極性が増えているという点は共通しているものの、テンパード化は特定の属性も強くなる分、霊極性だけに寄らないのでまだ知性的に動けるのかなと思ってみたり……

また「魂の自己の希薄化」と「肉体の変化」という共通点は「霊極性」が司っている分、罪喰い化は肉体の変化がすぐに起こるのに対し、テンパード化は段階があるのかなと思ったりもしますね

こうして比較してみるとテンパード化は

霊極性を混ぜる事で「自己を希薄化して洗脳し」、属性を混ぜる事で「霊極性に偏りすぎるのを防いでいる」のかも知れないですね!

テンパード化の治療について

パッチ5.4で描かれたテンパード化の治療。

これまでテンパードを治療する方法はなく基本的に「処分」されてきただけにこれは革新的な出来事だと言えますよね!治療には膨大な魔力が必要であったり決してお手軽ではないものの、可能性が0から1になるのは天と地程の差があると言えますよね!

テンパード化の治療についてボクが注目したのが「記憶」について。

パッチ5.4でのコボルト族の司祭ザ・ダの描写からテンパード化されている間の記憶もしっかりと残っている事、そして何かのきっかけで思い出す事が可能である事が明らかになっています。

思い出した例としては「ガ・ブとの会話」をきっかけにしてガ・ブの両親をタイタンに生贄として捧げてしまった事ですね。

フラッシュバックする形で映像を思い出していたように描かれているので「事実」として受け止めただけでなくその時の映像もしっかり頭の中に残っていて思い出したという形になっているのだと受け取りました。

これって人によってはテンパード化中の記憶に苦しむ事になるのは間違いないので、精神的なアフターケアも必須になるんだろうなぁと思いますね。司祭という立場にあったザ・ダはともかく、人によっては一般人だったのにテンパード化して人を殺してしまったなんて事も行われていそうですし。

今後エオルゼアでは治療を推し進めると共にこういう精神的なケアも行っていく事になりそうです。そういう精神面での専門家も登場するかもですね。(元々軍事面での精神的なケアの専門家はいそうなのでまずは彼らがそこに当たりそうですが)

闇のテンパードは存在するのか

テンパードは基本的に「霊極性(光)」に寄った存在だって事なんですけど……
逆に「星極性(闇)」によったテンパードはあり得るんですかね?

魂の希薄化を霊極性が司っているなら……相反する性質である星極性(闇)との両立する可能性もあるのかなと。

それこそアシエンもゾディアークに引っ張られているという事ですし、ヴォイド出身の妖異達はある種闇のテンパードとも言えますし……

「停滞」と「活性」という相反する属性を持ち合わせるアンバランスさが……精神を歪ませているのではないかと思わせるようなキャラもいますしね。

属性の違いが今後ポイントになるのかも?

テンパードって存在は新生時代からずっと登場しながらもようやくその本質が描かれだしました!

新しい物語の幕開けとも言える5.4でこの内容を描くって事はやっぱり今後この属性と極性に関してが重要な要素になっていくんでしょうね。やはり「ハイデリン・ゾディアーク編(仮称)」においてこの極性が重要になるのかなと。

まぁ極性なんて言い方はウリエンジェに任せて……単純に「光」と「闇」という認識で間違ってないんですけどね!

今後、またテンパード化に触れる事もありそうですし、テンパード化を治療出来る事が重要になってくる可能性もあるので注目しておきたいと思います。

今回はここまで!

ではではーっ
アジントタ(良い夜を)