実はかなりの古株!アレンヴァルドの物語をまとめてみた
やっはろラリホー
世界観考察好きのチスイです
これまでも何度か行ってきた特定の人物や組織に焦点を当てる物語まとめてみたシリーズ!
今回はパッチ5.5まで要所で活躍が描かれてきたアレンヴァルドにスポットを当てます!
個人的には彼、ヒカセン、アルフィノに続く第3の主人公なんじゃないかと思うんですよね!
そんなわけで今回はパッチ5.5までに描かれたアレンヴァルドの物語を時系列に沿って紹介していきます
例の如く今回の記事もネタバレ満載になりますのでご容赦ください
※今回の記事はパッチ5.5時点までの情報を元にしています
生誕から新生編まで
アレンヴァルド、本名アレンヴァルド・レンティヌスはガレアン族の父とアラミゴ人の母の間に生まれた混血児でした(アレンヴァルド自身はハーフガレアンと呼んでいますがこれがエオルゼアでの一般的な呼称なのかは不明です)
何度か触れられたシナリオ上ではアレンヴァルドの母にとってはおそらく望まぬ妊娠だったと描かれています。軍属の父と敗戦国の女……と考えれば察しの良い方なら伝わるでしょうか
加えてその生活はガレマール帝国の主要種族であるガレアン族からも見下され、同じアラミゴ人からも「ガレアン族の子を産んだ女」として卑下されてしまう苦しい生活を強いられる事になります
そんな境遇で生まれたアレンヴァルドは当然のように母に捨てられる事になってしまいました。捨てられる以前には、ガレアン族特有の特徴である額の目、通称第三の目の特徴が出始めたアレンヴァルドに対し母がナイフを向けた事もあったようです
アレンヴァルドは生きる為に、盗みや、時には罪なき人を襲うなど手段を選んでいる余裕がありませんでした。そんな生活に嫌気がさしたアレンヴァルドは故郷であるアラミゴを捨て、アラミゴからの亡命希望者の一団に紛れる形で「バエサルの長城」を越えてアラミゴ人的にいう所の「内地入り」を行います
そしてアレンヴァルドは冒険者として活動するようになるのです
前を向く為の新生編
新生編にてヒカセンがアレンヴァルドと始めて顔を合わせる事が出来るようになるのが三国別のシナリオを終えて3つのIDを越えて暁の血盟を紹介された後
ヒカセンが砂の家を訪れた時、最初はタタルさんに挨拶される事になりそこから盟主ミンフィリアに会う事になるんですが……
この間に脇道にそれた部屋の先にいるのがアレンヴァルドとの最初の出会いになります
アレンヴァルドは冒険者として旅をしていた最中、不思議な夢を見てその事を周りに話したら暁の血盟を紹介された、との事で僅かながらもヒカセンよりも暁の血盟の先輩になります
※余談ですがこの不思議な夢は漆黒編でも登場した流星雨の夢だと思われます
しかしこの時アレンヴァルドはまだ19歳とかなり若く、冒険者としても未熟な存在でした
そんなアレンヴァルドに目をかけていたのがこの時同じく登場しているオリとア・アバ・ティアです。初登場の時点ではまだ参加したばかりという感じで参加前から面識があったわけでもない模様でした(オリはブラックブラッシュで声をかけられた、ア・アバ・ティアはミンフィリアにスカウトされたのが参加理由)
ちなみにこの頃のアレンヴァルドといえば自身の経験からかなり自己を卑下する性格でした。そんな彼の性格が変わっていくのもこの2人がきっかけです
その後アレンヴァルドは、ヒカセンがメインシナリオの中で結びをつけたシルフ族の護衛を任されるなどヒカセンとは違う形で任務を与えられていく事になります
そうして着実に経験を積んでいくアレンヴァルドでしたがここで悲劇が襲います
そう、リウィア率いる帝国の部隊による砂の家襲撃です
アレンヴァルド自身は無事でヒカセンがモードゥナでミンフィリアを救出した後には砂の家に戻ってきていますが、この時の襲撃でオリとア・アバ・ティアがアレンヴァルドを守って死亡してしまいます
この経験が自身を卑下した性格をしていたアレンヴァルドが変わるきっかけになりました。彼は自身を守って死んでいった2人の為にも前を向きます
新生編ラストで行われたエオルゼア同盟軍によるガレマール帝国への反攻作戦「マーチ・オブ・アルコンズ」にも参加
英雄と言われるようになったヒカセンに対し、アレンヴァルドにとってはアバやオリも英雄であり自身もそうなりたいと語るようになりました
2.55メインシナリオ終了後、暁の血盟が暁の血盟がナナモ様暗殺事件で容疑をかけられた時もかなり前向きに事態に当たる事を考える姿が描かれていました
駆け回る蒼天編
その後蒼天編に入り、暁の血盟のナナモ様暗殺事件の容疑が晴れるとアレンヴァルドは各地を飛び回り賢人やミンフィリアの情報を探して回るようになります
(その為かストーリーらしいストーリーはなし)
しかし蒼天編のラスト、物語がアラミゴ方面に向かうとアラミゴ人であり、生まれ故郷であるアラミゴに対して思う所があるような一面も見せています
表舞台に上がった紅蓮編
そして紅蓮編でついにアレンヴァルドはメインシナリオにも登場
アラミゴ奪還の動きが活発になるとアルフィノの招集に応じる形でその作戦に参加する事になります
ここまでアルフィノとの絡みについては描かれていませんでしたが、元々交友があったようでアルフィノもアラミゴ方面だからと声をかけた形でしょうか。元々アルフィノとアレンヴァルドは16歳と19歳なので暁の中でも年齢が近く、それ故にこうゆうがあったのではないかと考えられます
ちなみにこの時のアレンヴァルドは1人ではなく冒険の中で出会った仲間のヴァ・マハ・ティアとジャ・モルバという2人の仲間と共に行動していました
ヒカセン達がひんがしに行く事になった際にもアラミゴに残り任務に当たっていましたが、ここで1つやらかしてしまいます
メインシナリオで攫われる事になるクルルさんですが……なんとこの時護衛を担当していたのがアレンヴァルドだったんですね
それでもめげないアレンヴァルド!(誰かとは大違いだ!)
エオルゼア同盟軍の作戦に同行し、ヒカセンとはほぼ別行動ながらもしっかり活躍、実働部隊を率いるピピンの指揮下で、怪しげな2人の人物の捜索を行ったり、カストルム・アバニアでの攻略作戦にも参加
正式なメンバーというわけではありませんがアラミゴ解放軍でもコンラッドを筆頭にしっかりと顔を覚えられていたようでコンラッドの死について触れたりもしています
アラミゴ解放後もアレンヴァルドを含む3人のパーティはラールガーズリーチに残り、主にアラミゴと暁の連絡役としての役割を担う事になりますがアレンヴァルドだけは別途もう1つの役割がありました
それがフォルドラとの関係性です。フォルドラの疑似超える力について理解が出来る数少ないキャラとして相対する面が多くなっていきます
4.1での代表者会議での美神ラクシュミ戦での活躍を始め、エオルゼア同盟軍でも「超える力の持ち主」として認識されだしたのがこの頃からでしょうか
フォルドラはラウバーンの案により「囚人部隊」として活躍する事になりますがその力添えをしたのがアレンヴァルドです
アレンヴァルドやフォルドラの持つ超える力は蛮神に対しての耐性でもある為、2人は共に蛮神対策の任務に参加するような一面もあったりします※紅蓮秘話参照
そして漆黒編
漆黒のヴィランズ(5.0)では第一世界に呼ばれたメンバーではないのでいわゆるお留守番だったアレンヴァルドですが原初世界側の現状は変わっていない為、基本的な役割は変わらずアラミゴに駐在しています。ちょこちょこ蛮神対策に駆り出されているのも相変わらずの模様です
そしてエオルゼア同盟軍からも超える力の持ち主として活躍を期待され、本人も自覚していた事で……突如出現した「終末の塔」の調査にフォルドラと共に赴く事になります
そこで誘拐され囚われた獣人の民達を発見するわけですが……そこで出現したのが「ルナ・イフリート」
ルナ・イフリートの攻撃にフォルドラをかばったアレンヴァルドは負傷する事になります
フォルドラがなんとかアレンヴァルドを連れ帰るもアレンヴァルドの負傷は大きく、一時は面会謝絶な状態になる程でした。メインシナリオでは「何も断言できない状態」と表現していた事からも、最悪死亡するような可能性もある状態だったのだと思われます
しかしそこからはなんとか復帰。面会拒絶状態を思えば驚異の回復力といえるかもしれません
しかし足に障害が残り、冒険者として今後活躍する事は難しくなってしまいました
オリとアバが亡くなってからヒカセン以上に彼らの背中を追って英雄になるべく奔走してきたアレンヴァルド。その思いをアルフィノに託します
そしてフォルドラに励まされ、今後の自分を探していく事になるのでした……
アレンヴァルドが属した2つのパーティ
ここまでの物語で紹介したようにアレンヴァルドは漆黒までの作中、2つのパーティを組んでいます。1つ目のパーティが新生編でのアバとオリ、2つ目のパーティが紅蓮・漆黒編でのヴァ・マハ・ティアとジャ・モルバです
この2つのパーティへの参加者、実は面白い共通点がありまして……それがアレンヴァルドの魅力に惹かれていくという事です
アバとオリの場合は実際に共に冒険に出たという事自体はあまり多くなさそうですが(そもそもアバとアレンヴァルドは新生当時かなりの実力差がある為)アバやオリがアレンヴァルドの成長を楽しみにする姿が描かれています。そしてアレンヴァルドはそんな2人の背中を追いかけて成長していくという構図ですね
対してヴァ・マハ・ティアとジャ・モルバの2人はヴァ・マハ・ティアは元々はアルフィノに誘われた義勇兵とどちらかといえばアレンヴァルドと近しい立場で出会いました。その後任務を共にする中で交友を深め、終末の塔でのアレンヴァルドの負傷を聞いた際には「彼の思いをしればこそ見舞いになどいけない」とアレンヴァルドの分まで頑張る事を誓っています
対してヴァ・マハ・ティアさんに関しては……登場当初からアレンヴァルドに惹かれていたんですよね。どれくらい惹かれていたかというと、「1度は置いた槍をアレンヴァルドを助ける為に再度手にするくらい」には惹かれていました。
こういう魅力溢れる大人達が近くにいるからこそまだ若いアレンヴァルドも思いっきり任務に挑む事が出来たのかなと思うと……クルものがありますね
こっちも細かすぎる!?ジャ・モルバの経歴
ちなみにジャ・モルバさん、初登場は紅蓮編かと思いきやそんな事はなかったりします。なんとアレンヴァルドよりもさらに古い旧FF14時代から登場しているキャラクターなんですね
彼女もまたアラミゴ出身で、難民としてウルダハに渡り、コロセウムで「獄炎の鳳」として活躍。その活躍が引き金となってグリダニアに渡る事になり、鬼哭隊に加わります
新生編でも「古風なミコッテ族」として鍛冶師クエストに登場していたりしました
新生編~蒼天編ではアレンヴァルドも各地を回っているので……その頃に出会ったのではないでしょうか?
余談ですがアラミゴ出身のジャ・モルバさん、姪っ子がアラギリに住んでいて彼女達からもこれらのエピソードを断片的に聞く事が出来ます
旧FF14時代からのプレイヤーはこのあたりに思う所があったのではないでしょうか
(ボクは今回この記事を書く為に調べて始めて知りました
アレンヴァルドは「超える力」を活用しなかった場合の姿?
これまでFF14に登場した「超える力」持ちのキャラクターって多いんですが、冒険者をしているのって実はヒカセンとアレンヴァルドだけなんですよね
そういう意味でアレンヴァルドって「超える力」を活用しなかった冒険者という側面もあるんじゃないかなと思うんですよ
ヒカセンの場合、英雄として表舞台に立つきっかけになったのってボクは新生編での「イフリート討伐」だと思うんですよね。あそこで三国のグランドカンパニーからも誘いが来たわけですし
しかしその頃のアレンヴァルドは超える力を使う事、というよりも自身が英雄になる事に対して後ろ向きでした。その結果超える力を使う場面はヒカセンが出向く事になるわけで……
アレンヴァルドはその後ろでのサポートのような任務が割り振られる事になるんですよね
もしアレンヴァルドが最初から英雄になる事を躊躇わず、超える力を活用していたとしたら……或いはアレンヴァルドこそがヒカセンのような立ち位置になっていたのかも知れないんですよ
もちろんそれはタイミングの問題で結局紅蓮編の頃から超える力持ちとして活躍していく事になるんですが……このタイミングのズレが大きな差になっているのは間違いないのかなと思うのでした
彼の今後は○○秘話で描かれるのか?それとも……
パッチ5.5でまさかの負傷退場となったアレンヴァルド。この先のアレンヴァルドは一体どうなるんでしょうかね?フォルドラに叱咤激励を受けて今後については前向きになっているアレンヴァルドですけど……メインシナリオに登場する事はもうないのでしょうか?
元々冒険者として成り上がってきた存在だけに残念ながら学はないので……賢人として活躍するというわけにもいかないですし……今後についてがとても気になる形なんですよね
今後FF14のストーリーはいよいよ暁月のフィナーレで完結に向かうだけにメインシナリオの中でその後のアレンヴァルドを描くのは難しい気もします。描くとしたら6.1以降、まだ名前は分かりませんがFF14が「新章」に突入してからでしょう。
ただ、このまま退場してフェードアウトって事もないと思うんですよね。それならあそこまで追い込まれたシーンを書いているのだから「死亡してしまった」で良かったわけですし、実際そういう意味ではオルシュファンやイゼル、パパリモなどなどこれまでそういう退場の仕方をしたキャラクターもいるわけですよ。そういう退場じゃなかったからこそ何かしらの「今後がある」と思いたい!それがアレンヴァルドなんですよね
それこそ「紅蓮秘話」の時のように「暁月秘話」或いはそれ以降の秘話シリーズなどでもいいです
もしくはまだ名前しか明らかになっていませんが「ミソロジー・オブ・エオルゼア」側のNPCになるとかでもいいですよ!トレーラーを見る限り賢人は忙しいでしょうし!
そんなわけで今後も何かしら活躍の場は与えて欲しいそんなアレンヴァルドの物語でした
ではではーっ
アジントタ(良い夜を)