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初心者必見!エオルゼアの実情!

はじめに

やっはろラリホー
気がついたら4年近くエオルゼアに住んでいるチスイです。

今回の記事は正直、書くか書かないかかなり迷いました!でも紅蓮以降、漆黒に入っても増え続ける初心者さんが少しでも嫌な思いをしなくて済むようにと一石を投じる事にしましたよ!

今回はできるだけ主観を入れずにあくまでも「事実」を書く事に主眼をおいた記事になりますが一部ボク個人の意見もあるのでご了承の上ご覧ください。

コンテンツファインダー(CF)

MMORPGであるFF14においてかなりプレイしやすさを向上させている要因となっているのがコンテンツファインダーです。同じダンジョンに行きたい人が自動的に集められて挑む事ができる仕組みで、限られた時間の中でプレイする中でかなり有用な仕組みです。

ただこのコンテンツファインダーにも欠点がありこの欠点が良く問題となります。それは自動で集まった人の目的が必ずしも一致しないという点です。

FF14におけるダンジョンはメインシナリオで訪れる事になる場所であり装備を手に入れる事ができる場所であり、経験値を稼ぐ場所でもあります。またより経験値を稼ぎやすくする為に設けられている「該当ダンジョンの中からランダムで突入する代わりに経験値を多くもらえる」ルーレットという仕組みもあります。

初めてだから1つ1つ確認しながらゆっくり進めたい人、不慣れなジョブだからスキルを確認しながら進めたい人、既に何度も同じダンジョンに通っており経験値だけ稼ぎたい人全員が同じように自動で集められます。

このような性質を持つコンテンツファインダーでは定期的に以下の問題が起こります。

カットシーン(ムービー)問題

ダンジョンでは特定のエリア(多くの場合は突入時と最後のボス前)まで進むと再生されるカットシーン(ムービー)があります。

このカットシーンは設定の中で「1度見たカットシーンをスキップする」という機能があり、慣れている人は大抵の場合、この機能をオンにしています。

そして問題となるのがこのカットシーンの再生中、再生されている人は一切キャラクターを操作できないのに対し、カットシーンを再生していないプレイヤーは自由に動く事が出来るという点です。

カットシーンを見ている最中に先に進んでしまう

自由に動けるという事は当然先に進んでいる事もできるという事です。カットシーンが終わったら既に全員が先に進んでいて1人取り残されていたという事が起こります。

カットシーンは基本的にスキップもできる為、スキップを推奨する方もいます。当然初めてそこに訪れた人にはカットシーンで起こった出来事がわからないまま進む為、「何と戦っているのか」「なぜ戦っているのか」が分からないという事態が引き起こります。

シナリオを楽しみたい人に取ってはこれはデメリットでしかありません。

装備とIL問題

FF14にはキャラクターのレベルがありますが、その実、レベルが上がってもステータスの大きな上昇は行われません。スキルが増えるのでレベルが全く意味を成してないわけではありませんが、ステータス的な意味合いではレベルを上げる必要性は少ないです。
レベルに変わってステータスに大きく影響しているのが装備です。

FF14はMMORPGでレベルの上限が拡張パッケージのタイミングでしか解放されません。ステータスがレベルに依存してしまうと拡張パッケージが出るまでの間、ずっとステータス的には同じ強さになってしまいます。そこで差が付けられる要素となっているのが装備なのです。

FF14の装備はクラス・ジョブによって装備できる装備が異なり、また装備にもそれぞれ「その装備を装備できるレベル(装備レベル)」「装備自体の強さ(アイテムレベル)」が設定されています。

極端な話ですがいくらレベルが高くなっても強い装備を使わなければ強くはなれません。その為、FF14ではできる限り、そのレベルで最高の強さを誇る装備をつける事が推奨されます。

初心者が操作面で慣れているプレイヤーに敵うわけがありません。ですが最低限装備を整える事でステータス面で足を引っ張らないようにする為にできるのが装備を強くする事です。

装備のレベルが突入条件になっていない

FF14では一部のコンテンツに「○○以上のアイテムレベルの装備を身につけている事」がコンテンツに突入条件になっていて条件を満たしていないと入る事ができないコンテンツがあります。しかしこれはあくまでも一部のコンテンツで初心者が序盤に訪れる事になるコンテンツにはこれらの制限がありません。制限がないなら装備のレベルは気にしなくていいのでは?と考えてしまう人がいます。確かにシステム的には問題ありません。

ただ上記でも記したようにFF14における装備はそのままステータス的な強さに繋がります。ステータスが高くなる事は当然敵を倒すのが早く、また楽になり、全員の負担が減る事になります。

ただ残念ながら現在のFF14の中では装備の更新の重要性を理解できるようなものは乏しいです(まったくないとは言いません)

実例:装備を指摘したら……

装備を更新した方が強くなってみんなが楽になる。この事はある程度の期間FF14を遊んでいると徐々に理解できるようになります。しかしFF14を1人で初めて進めている状態では中々この事を理解するのは難しいのが実情です。コンテンツファインダーには色々な方がいて、装備を強くしていない人に対して指摘する方もいらっしゃいます。実際この指摘を受けた事が1つの装備の重要性を知る機会になるので個人的にはどんどんするべきだと思いますが同時に現在これをしようとは思えないのが実情です。それは過去にこんな事案があったからです。

とある方(Aさん)がコンテンツファインダーで出会った初心者さん(Bさん)に装備について指摘した所、Bさんがハラスメントを受けたとGMに通報。AさんがGMに注意を受けたという話です。

ちなみにFF14に限らずネットゲームにおいてGMから注意を受けるという事は最終的にゲームがプレイできなくなる可能性を秘めています。

もちろん本当にAさんがハラスメントをしたのかもしれません。暴言に近いような指摘の仕方をすればそれはハラスメントと判断されても仕方のない事です。ただそのやりとり全てが広まるわけはなく事実広まるのは初心者さんに装備について指摘したら通報されたという事実だけです。

この話を見た他のプレイヤーはどう判断するでしょうか?

どんな言い方をしても相手がどう受け取るかは相手次第です。もし相手が不快と感じて通報してしまったら自分が注意を受ける可能性があります。そしてその先にはFF14をプレイできなくなるかも知れないと考えるようになります。

そうなると当然指摘をする事をやめてしまう人が生まれるのも当然の流れです。指摘する人が減ればそれだけ初心者の人が装備の重要性について知る機会が減っていきます。これは完全に悪循環です。

先釣り・まとめ問題

FF14のダンジョンで起こりえる問題としてこれまで何度も炎上するように話題になっているのが先釣りまとめです。

まず前提としてダンジョンでは基本的にタンクが先頭になって進行します。タンクは防御力、HPが高く、敵を引きつけるのが役割である為です。これは「初心者の館」等ゲーム進行上でも説明されている事です。

それに対し、タンク以外のクラス・ジョブのプレイヤーが先行してしまうのが「先釣り」と言われる行為です。

先釣りが行われる理由は複数ありますが大きく分類すると「ジョブ特有の時間制限問題」「タンクの進行が遅い」「まとめ促し」「単純に立ち位置が悪い」等あります。
立ち位置が悪いのは言ってしまえば事故なので何度も起こる事はない不意のものですが、その他の理由は基本的に意図してやっている事なので問題になりがちです。

一方FF14のダンジョンでは敵は一定のグループを形成しており、このグループごとに戦うのが基本になっています。それに対し複数のグループをまとめるように進めるのが「まとめ」と言われる行為です。

FF14の攻撃は「単体攻撃」と「範囲攻撃」に分かれているのでこの「範囲攻撃」をより上手く活用する為の行為でその目的は基本的には「より早く敵を倒して早くクリアする事」にあります。

敵が増えれば当然タンクはより多くのダメージを受ける事になり、ヒーラーはその分回復を行う必要があります。またDPSのジョブによっても「範囲攻撃の強弱」「範囲攻撃を覚えるレベルの差異」などから範囲攻撃が得意なジョブと苦手なジョブがあるのも事実です。

意識の差が起こりやすいCF故に話題になりがち

ここまでも書いてきたようにコンテンツファインダーには色々な人がいます。「先釣り」も「まとめ」も問題になるのはこのコンテンツファインダーにおいて慣れている人と不慣れな人が共存する状態にあるからこそ起こりえる問題です。

こういった意識の差から生まれる問題は特に初心者のうちは遭遇しがちで、これらが「コンテンツファインダーは怖い」という理由にもなりがちなので念頭に入れておきましょう。

メンターについて

公式の初心者支援システムの1つであるのがメンターシステムです。メンターは初心者をメンターと初心者が集まる「メンターチャット」に招待できる等システム的な権利を持っていますが残念ながら機能しているとは言えない状態です。

このメンターには特定の条件を満たすと報酬が与えられます。報酬が与えられるという事は本来のメンターとしての役割を果たす事なく報酬がほしいという理由だけでメンターになる人がいるという事です。もちろんメンターになるにはある程度条件を満たす必要がありますが長くプレイしていれば自然と満たせてしまう事もあるような条件です。
メンターというのは名前の前に「王冠マーク」が記載される等、他のプレイヤーから見てもひと目で分かるようになっています。その為、いい意味でも悪い意味でも目立ちます。

上記の「報酬」と「目立つ」という理由から何が起こるかというとメンターは悪評が立ちやすいという土壌が完成してしまいます。すると本来にメンターになるべき人がメンターを避けるようになり、増々報酬目当てのメンターの比率が増える事になります。

もちろんちゃんと初心者を支援しようと頑張っているメンターさんもいますが残念ながら少数派になってしまっているのが現状です。

問題の解決方法

ここまでFF14における初心者がよくぶつかる問題点をピックアップしてきましたが、問題点を提起するだけでは意味がないのでここからはそれらの問題点に対しての解決方法を紹介していきます。ここからは事実よりも主観が多くなるのでご了承ください。

事前に伝える

まず一番手軽にできる方法としてダンジョン突入時、パーティを作った際などに「初心者である」「不慣れなジョブである」「気付いた事があれば指摘してほしい」等事前に伝える事です。もちろんこれらの言動を無視する人がいるのも事実ですが多くの場合はそれだけでもかなり他のプレイヤーの意識が変わってきます。

もちろんこれは無視されてしまったらそれまでですが何もしないよりは一定の効果があります。

フレンドを作って一緒に行く

コンテンツファインダーは一部のコンテンツを除いて基本的にパーティを組んだ状態でも申請する事が可能です。フレンドを作って一緒に行けばそれだけ上記の問題にぶつかる可能性は下がりますし、そのコンテンツの上限人数で参加すれば可能性は0になります。

目的を同じくするFC・LS・CWLSに加入する

上記のフレンドをどう作るのかという話にもなってきますが、やりたい事・プレイスタイルに合わせたFC・LS・CWLSに加入するというのは有効な方法になります。
一例ですが

FINAL FANTASY XIV, The Lodestone

このCWLS募集のように「コンテンツをまとめ進行する」という目的のCWLSなども存在します。
※紹介した例はフレンドさんの募集で許可を得て掲載しております。


FF14では様々な目的のグループが作られており、上手く自分のスタイルに合う場所に所属できればフレンドも増え、問題に遭遇する確率も減らす事が可能です。

パーティ募集機能を使う

コンテンツファインダーよりも詳細な条件を決めて人を集める事が出来るのがパーティ募集機能です。パーティ募集機能には条件等を選択式、実際に募集文を打って掲載する事も出来るので限りなく目的に近い人が集まる事が出来ます。

同じ目的の人を集めるだけでなくお手伝いをお願いすれば来てくれる人も多いです。

余談ですが個人的に「外郭攻略カストルム・メリディアヌム」「最終決戦魔導城プラエトリウム」の2つのダンジョンに初めていく際にははこのパーティ募集機能を利用して突入する事を強く推奨します!

また上記の2つよりは優先度は低いですが「アライアンスレイドダンジョン」と言われるダンジョンも同様にパーティ募集を使う事をオススメします。

最後に

今回はエオルゼアの実情と題して言ってしまえばFF14の「闇」に触れてきました。もちろんこれだけが全てではないですし解決方法としてもそれで全ての問題が防げるかと言われたらそんな事はないです。

結局ほぼ全ての問題は「それぞれのキャラクターの中には人がいる」事に起因します。人同士の問題である限り万能の解決策はないのです。

今回の記事は「なんでそういう問題になるんだろう」という疑問に対しての過程と結果の話になるのでそれだけでなくなるとは思っていません。

ただこういう事があってこうなっているというのを知る機会になればいいかなと思います。

というわけで今回は以上です!
アジントタ!(良き夜を)

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これまでボクがFF14の世界を冒険して得た知識を共有する為の様々な記事を紹介するまとめです。