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FF14の宇宙観考察!どこまで分かたれているのだろう?

宇宙まで広がりを見せるFF14の世界

やっはろラリホー
世界観設定好きのチスイです。

新生から蒼天・紅蓮・漆黒と拡張パッケージが発売される度に広がり続けるFF14の世界。

最初はエオルゼア、それもその中の一部しか冒険出来なかったのに今では文字通り世界を股にかけて冒険をしてますからね。本当にどんどん世界が広がっていきます。

次の拡張パッケージになるかは分かりませんけどアシエンとの戦いはそれこそ月になるんじゃないかとも考えられているわけですけど、月に行くって事はいよいよ宇宙に舞台が映る事になるんですよね。

そんなわけで今回はFF14の世界の宇宙観についてあれこれ考察してみました。

例の如く今回の記事はネタバレ満載の記事になるので気になる方はご注意ください。

アシエン=分かれる前の世界の住人なわけだけど……

漆黒のメインクエストでついに明らかになったアシエンの正体。世界が分かたれる前の存在、いわば古代人だったわけですよね。原初世界を含む今ある世界はこの古代人の世界が分裂した結果生まれた存在であり、その分割の際には魂も分裂してしまった。結果として現代の人は古代人と比較すれば身長も低く、魔力も弱いエメトセルクのセリフを借りるなら「なりそこない」になってしまったわけですよ。

また漆黒後に行われたgamescom2019にて行われたQAセッションにて世界設定班の織田さんから「霊災が起こる度に全ての魂が統合されている」という事も明かされています。

これまでに原初世界では7度の霊災が起きている=7度世界が統合されているので原初世界の住人は元の原初世界の魂と合わせて14分の8の魂を保有している形で古代人から見ればおよそ半分より少し多いくらいといった形なんですよね。

エリディブスがいるのは本当に原初世界の月なのだろうか?

漆黒のメインクエストの結果、オリジナルのアシエンで唯一残ったエリディブス。エリディブスが登場するシーンの多くがハイデリンを月から眺める形で描かれている事から次の拡張パッケージの話がでる度に「月編」が予想の1つに入る結果になっているんですが、そもそもこのエリディブスがいる月は原初世界の月なんでしょうか?

アシエンにもオリジナルと転生組と言われるアシエンがいてエリディブスがオリジナル=原初世界のアシエンである事は確定しているんですけど、ハイデリンキックの影響って星を越えて宇宙にまで広がっているんですかね?

エリディブスが月を拠点にしているのはそこが別の世界との境の範囲外にあるからという事は考えられないんでしょうか?

これまでにFF14の中で登場している中で一番科学力を持っているアラグ帝国すら宇宙には至っていないですし、アラグ帝国の繁栄もアシエンが制御していた事を考えるとアラグ帝国の意識が月、つまり他の世界との特異点・分かたれた世界の外に向かないようにしていたという事は考えられないですかね?

不思議だったハイデリンとミドガルズオルムの力関係

ボクがFF14の世界の宇宙観に疑問を持った原因になったのが実は新生編2.xでのストーリー上での出来事。黙約の塔でミドガルズオルムがやった事です。

何をしたかというとミドガルズオルムがヒカセンのハイデリンの加護を封印したんですよね。この封印自体は蒼天編3.0の冒険の中で徐々に解かれていって全ての封印を解く所まで3.0の中で完結してるんですが、これって不思議じゃないですか?

ハイデリンの加護をミドガルズオルムが封印できるって事はハイデリンの力に迫る程の力をミドガルズオルムが持っていたという事でハイデリンの力が弱まっていたという事を考えてもとてもハイデリンという星で生まれた存在にできる芸当とは思えなかったんですよね。

ミドガルズオルムは宇宙からやってきたいわば外来種

この疑問が解決されたのは紅蓮編レイドシリーズ、次元の狭間オメガのシナリオ!このシナリオの中でオメガ、そしてミドガルズオルムがハイデリンとは別の星からやってきた存在である事が明らかになります。オメガの言葉を引用するならミドガルズオルムは「竜の星」の出身であり、オメガの星と「竜の星」は戦争状態にあった。

そこでミドガルズオルムは後にハイデリンで七大天竜と呼ばれる事になる7匹の竜の卵を持って宇宙を渡りハイデリンに辿り着いたというのがミドガルズオルムのバックボーンだったんですよね。

ハイデリンから見るとミドガルズオルムは外来種であり、外からの力なのでハイデリンより力を持っているという事があっても不思議ではなかったという答えに行き着きました。

世界が分かたれた影響はミドガルズオルムにはなかった?

ただここで疑問は終わらなくて、さらなる疑問を生みました。

ミドガルズオルムがハイデリンに辿り着くという事は当たり前ですけどそこにハイデリンが生まれていないといけないわけで、ミドガルズオルムが竜の星にいる頃、或いは竜の星を出て宇宙を渡っている頃に世界が分かたれたと考える事が出来ます。

もしハイデリンキックの影響が宇宙、それこそ竜の星にまで繁栄されているのだとしたら当然ミドガルズオルムも分かたれた存在であるという事になるんですが、そんな事ってあり得るんですかね?ハイデリンが今の原初世界の住人より力を持っていた古代人の祈りの結果生まれた存在だとしても近くても宇宙を飛ぶ真っ只中だったミドガルズオルムにまで影響を及ぼしているとしたらその影響力はとんでもないですよね。

ミドガルズオルム自身は宇宙を長く旅をする中でたてがみを失ったりしたわけですけど、まさかこれがハイデリンキックの影響って事はないでしょうし。

オメガが元の星に帰れなくなったのは宇宙も分かたれたから?

ミドガルズオルム視点で見るとやはりハイデリンキックの影響は宇宙にまで広がってるとは考えにくいんですけどミドガルズオルムを追ってハイデリンまでやってきたオメガ視点で見るともしかしたら宇宙も分かたれているのかも?なんて考える事も出来ます。

それがミドガルズオルムを追跡する旅の記録の中の一節。

オメガ : 記録コード******。
現在地の影響か、****からの通信が断絶。
復旧を試みるが、失敗。
オメガ : 以後、再コンタクトまで、現在の指令を続行。
パフォーマンス59%程度。

https://ff14wiki.info/?%E6%AC%A1%E5%85%83%E3%81%AE%E7%8B%AD%E9%96%93%E3%82%AA%E3%83%A1%E3%82%AC#s26aac77

オメガ : 記録コード********。
惑星****付近を航行中、強力な電磁放射が直撃。
一部機能に影響あり。
オメガ : 帰投ポイントの位置座標、ロスト。
指令続行には影響なし。
オメガ : …………ワタシは、成長する兵器である。
戦闘と成長を繰り返せば、いずれ、
帰路を見つけられるようにもなるだろう。

https://ff14wiki.info/?%E6%AC%A1%E5%85%83%E3%81%AE%E7%8B%AD%E9%96%93%E3%82%AA%E3%83%A1%E3%82%AC#s26aac77

この2つ、1つ目は単純に距離が離れすぎて通信出来なくなったと考える事ができるんですけど、問題なのは2つ目「強力な電磁放射が直撃」というこの文言こそがハイデリンキックなのではないかなと考える事もできるのかなって思ったんですよね。世界が分かたれた=宇宙も分かれてオメガの星も分かれてしまったからこそ帰投ポイントの座標をロストしてしまったのかな的な。

ちなみに記録はこの後、

オメガ : 記録コード**********。
破損、修復、破損、修復……33%前後。
オメガ : 記録コード************。
凍れる星を過ぎた……乾いた星を過ぎた……。
渦巻く星を過ぎた……尽きゆく星を過ぎた……。
オメガ : ただ、エネルギーが巡り続けている。
通信はない。

https://ff14wiki.info/?%E6%AC%A1%E5%85%83%E3%81%AE%E7%8B%AD%E9%96%93%E3%82%AA%E3%83%A1%E3%82%AC#s26aac77

と続きます。もし電磁放射というのがハイデリンキックの事を指すのであればその後に様々な星を経てきた事になるのでハイデリンキックの影響は遥か宇宙にまで及んでいたようにも見られます。

宇宙編の伏線になるのか!?FF14の世界はこのまま広がり続けるの?

いわゆる「ハイデリン・ゾディアーク編」と呼ばれる現行の壮大なシナリオ。吉Pはこの「ハイデリン・ゾディアーク編」でFF14の物語は完結じゃないと過去に発言しています。漆黒までのストーリーにも様々伏線があったように既に現状の段階から伏線を仕込んでいても不思議ではないのかなと思うのも事実。そう考えた時に次元の狭間オメガにて宇宙について触れた事が1つ大きく伏線になるのかななんて思ってみたりもします。

それこそ竜の星とオメガの星は星間戦争をしていたりしているわけであのアラグ帝国よりも進んだ文明を持っている星が存在している事を示唆しているんですよね。

まだ「ハイデリン・ゾディアーク編」の完結のさせ方が見えてこないのでなんとも言えない部分ではあるんですけど、長いスパンで考えているFF14開発陣、その先まで描いている可能性は十分にあるのかなって思うんですよね。

個人的には原初世界でもまだ名前しか登場していないエリア、シャーレアンを含む北方諸島とかひんがしの国本国とか、ラザハンら近東とか新大陸とかプレイエリアになってほしい場所はいっぱいあるんですけど漆黒で世界を渡る冒険をしてしまった以上、どうしてもスケールダウン感が否めない。流石にアラグ帝国はこのままノータッチってわけにはいかないと思うんですけど帝都で反乱起きたりしてますしこの先どうなるんでしょうか?

「ハイデリン・ゾディアーク編」以降、一旦スケールダウンして原初世界のこれまで足を踏み入れていないエリアを拡張していくのか。それとも宇宙規模に舞台をさらに広げるのか。今から楽しみで仕方ない!

今後のFF14にも増々期待したい所ですね!という形で今回の考察は以上とします。

ではではーっアジントタ(良い夜を)

今回の考察の参考資料はこちら